旅度歩記
旅行業
旅度歩記(たびたびあるき)

ここではなにわ親父が旅したこと、弊社主催ツアーについてを記憶を残します
皆様の実際のご旅行のお役にたてれば幸いです
1.日光東照宮~中禅寺湖の旅
1日目:15時 東京発 ~ 17時 東部日光着 (東武鉄道 特急けごん) 日光泊
2日目:9時
日光東照宮
石の鳥居を過ぎ表門(仁王門ともいわれる)をくぐると、三神庫(さんじんこ)が目に入ってきます
ここには狩野探幽が下絵を描いたとされる「想像の像」
視点を左に移すと「神厩舎」(しんきゅうしゃ)があります
ここでは言わずと知れた「三猿」:(「見ざる」「言わざる」「聞かざる」)
そして歩を進めると正面に「五重塔」、右に目を向け見上げると日暮の門といわれる「陽明門」が見えます
「日暮門」とはいつまで見ていても飽きないからそう呼ばれるようです
門をくぐって中に入り反対側の右手を見ると、一本だけグリ紋が逆さに掘られた「魔よけの逆柱」があります
進路を右にとり、お墓所「奥宮」へ向かいます
その上り階段へ向かう「坂下門」あたりに「眠り猫」
「奥宮」を参拝したら、いよいよ薬師堂「本地堂」で「鳴き龍」を拝観です
拍子木を2か所で打ってくださり、龍の下では確かに龍から鈴の音が響くように聞こえます
二荒山神社と輪王寺を参拝
なにわ親父が参拝した日はちょうど二荒山神社の弥生祭
11台もの花家体を一台ずつ引き手が急な登り階段を一気に駈け上げて境内へ
そしてお祓いを受けているところに遭遇 迫力満点!
そういえば前日の夜、花火が上がっていたのを宿の人にお祭だと教えてもらっていました
まさかここまで盛大なお祭りだとはつゆ知らず・・・・恥ずかしい
輪王寺ではお庭の枝垂れ桜がまだ少し残っていました
ランチはすぐ近くの「明治の館」さんでオムレツライスをいただきました
ランチ後、宿で荷物を受け取りバスに乗り中禅寺湖へ
途中の明知平で降りてロープウェイに乗り明智平から中禅寺湖、華厳の滝を見る予定でしたが
あいにくの強風でロープウェイが運休となっていたため中禅寺湖へそのまま移動
宿に荷物を預け(14時ころ)徒歩にて「華厳の滝」見学に 少し寒い・・・・
あ、そうだ。日光と中禅寺湖は「いろは坂」という峠道を通るのですが、中禅寺湖に向かう道は「第2いろは坂」、逆に日光へ向かう道は「第1いろは坂」とそれぞれ異なった一方通行のルートとなっているので、道中の明智平へ向かうのは中禅寺湖に向かう道でしか行けません
翌日に行こうと思いましたが、難波親父は大阪への帰りの時間もあり諦めました
「華厳の滝」から明智平展望台へ約2時間のトレッキングコースとして歩いて行けるようです
華厳の滝
「那智の滝」「袋田の滝」と合わせて三大名瀑といわれる「華厳の滝」
エレベータで約100m下りて見上げる、上の駐車場から眺める二つの視点で楽しむことができます
私が訪れたときは少し水量が少なかったです
エレベータはちょっと変わっていて、いつものエレベータは行き先が階で表示されていますが
このエレベータは10mごとのメートル表示になっていました(ただし途中階には止まりません)
「男体山」の火山活動でできたのでしょうか、滝下からの眺めには今にも落ちてきそうな柱状節理が目に飛び込んできました
「中禅寺湖」は男体山の火山活動により大谷川(だいやがわ)がせき止められてできた湖で、そのすぐ下流に「華厳の滝」があります
「華厳の滝」を見てもまだチェックインまで余裕があったので、またバスに飛び乗り「湯滝」まで足を延ばしました
湯滝
まだ季節が早いのか、「湯滝」では土産物屋さんはもとより公衆トイレも締まっていました
また時間的に夕刻になってきていたこともあってか、観光客はほとんどいませんでした
帰りのバスの時間に合わせて速足でもバス停に向かいましたが、乗ったバスはここに乗ったバスと同じ車体、運転手さんでした
3日目:10時
中禅寺湖観光船
約50分かけて中禅寺湖をぐるっと周遊してくれます
雄大な男体山はもちろんのこと英国、イタリアなどの大使館別荘跡公園や現在も使われている仏などの大使館別荘を見ることができます
時間があれば大使館別荘跡は入館もできるようなので、中禅寺湖温泉からゆっくりと歩いて訪れるのもいいかもしれません
12時
中禅寺温泉(バス)→ 東武日光(ランチ)→ 浅草 → 羽田空港 → 伊丹空港(20:15)
今回宿泊したホテルは日光では東照宮に近い純和室(朝夕食付・夕食は部屋食、お風呂は追加で貸切露天風呂)、中禅寺湖では湖畔の洋室(朝夕食付)で2種類の温泉を楽しめる施設をチョイスしました
久しぶりの国内旅行でしたが日光には多くの観光客がおられ、もちろんインバウンドのお客さんも多くおられました
かなり人手が戻ってきたんだなぁと感じました
2.伊勢日帰りの旅
8時 大阪駅前発 ~ 夫婦岩 ~ 外宮 ~ 内宮 ~ 大阪駅18時 (バスにて)
いわずと知れた超有名な観光地ですが、今回は、添乗員の研修生としてバスツアー形式の研修ツアーに参加という、初めて経験した日帰り旅でした
夫婦岩(めおといわ)
もう幾度となく訪問していますが、今回もそうですが早朝の日の出を拝んでみたいなと思います
そうそう、この日の出ですが、ちょうどこの季節が夫婦岩の間から登る太陽を見ることができるそうです
外宮(げくう)
ここ外宮には、天照大御神が食事のお役目をお願いされ京都から来られたとされる豊受大御神(とようけおおみかみ)が祀られています
このことから衣食住をはじめあらゆる産業の守り神としてあがめられています
またお社の千木は地面と垂直に削がれています
<ちょっと小耳にはさんだ情報>
正宮から別宮にいく道すがらに丸い石が組まれている「三つ石」なるものがあり、ここが隠れパワースポットと書かれていたりします
でも、お宮勤めのかたとお話しする機会がありお尋ねしたところ、この石は式年遷宮の式典の折にお祓いをする川原祓所という目印の場所で、ここにパワーは御座いません
もっと大きなパワースポットは正宮です、ぜひしっかりとお参りくださいとおっしゃっておられました。苦笑
もっと大きなパワースポットは正宮です、ぜひしっかりとお参りくださいとおっしゃっておられました。苦笑
そうだそれともうひとつ、こちらにある「亀石」ですが参拝者が歩く道の真ん中にあります。これ、同じ名前の石が飛鳥にもありますが、あちらは決して踏むものではないような。。。。。
内宮(ないくう)
ここは日本人の総氏神とされる天照大御神がお祀りされています
ここの千木は外宮と違い水平に削がれています
厳かで神聖なパワースポットとして日本人のみならず海外の方も含めて多くの方が参拝に来られていました
内宮にある御池ですが、写真を撮りましたがとても美しい眺めを見せてくれていました。まさに神々しく加えて湖面が鏡のようで素晴らしい景色でした
是非皆さんも一歩御池のほうに足を向けてみてください
当日は海外の方を含めて多くの観光客が来られていました。おかげ横丁はもうものすごい人の数で、私は横丁に足を踏み入れずに帰ってきました。
それはもう何年も前に訪れた時と同じような人出でした。
ただお土産にはやはり定番の赤福(持って帰ってすぐに食べると柔らかくておいしいです)
そして会社にはあんこを抹茶の羽二重もちでくるんだお菓子を買いもとめました(おいしかった♪)
3.住吉大社 曝書(虫干)
2024年5月24日(金)住吉大社 吉祥殿集合(約30名)
住吉大社にある2万冊を越える蔵書の虫干に参加しました
正式にはこの虫干しを曝書と言うそうです
吉祥殿に集合し、権禰宜の小出さんの案内の元、参加者全員は神前にてこれから行う曝書に対する奉告に参列
祝詞、舞、雅楽奉奏と厳かに執り行われました
その後、蔵書が保管されている御文庫へ。大阪で最古の御文庫だそうです
昨年300周年!!すごい!!
その御文庫の扉が開かれ、各参加者はそれぞれに蔵書を託され一冊一冊丁寧にはたきをかけ、一ページずつ目ページをめくり埃や虫を落とします
傷んでいる書物は届け出て、後日の修理に回されるそうです
昨年の300周年はあいにくの気象模様だったそうで虫干はできずだったそうですが、今でも私は晴れ男のパワーが残っていたようで、絶好の虫干日和でした
参拝に来られていた方々が、はんてんを羽織った集団が座り込んでパタパタはたいたり、ページをめくっては中身を見ているそんな様子が珍しく映るんでしょうね
足を止めては作業を見守ってくださった権禰宜や社務所の方々に質問をされていました
中にはインバウンドの外国の方々もおられ、写真を撮られている姿もチラホラ
お昼は、集合した吉祥殿の2階にお部屋をご用意いただいておりおいしいお弁当をいただきました
また作業が無事終了した後はまた全員がこの吉祥殿に集まり、ビール他飲み物で疲れを癒させていただき、お土産もいただきました
1枚目の写真は、言わずと知れた住吉さんの太鼓橋、6枚目の左端の青い帽子をかぶっているのが、なにわ親父です
また8枚目は吉祥殿の2階ロビーからのきれいな心安らぐ眺めです
最後の写真はお土産でいただいた、本年の干支のお飾り
ということは、12回参加したら全干支制覇ですかね
80歳かぁ。。。。。。参加できるかな? 苦笑
ということでとても貴重な体験をさせていただきました
ぜひ来年も参加したいと思っています
私がこの貴重な行事に参加させていただけたのは、大阪書林御文庫講の講元である藤波さん(燃焼社)との出会いがあったからです
なんといっても、やはり人と人の繋がりって大切ですね
もしこんな活動に少しでもご興味がありましたらご連絡下さい
藤波さんからは10月には天満宮での曝書があるとお聞きしています
できたらそこにも参加させていただきたいと思っています
4.船場街歩きツアーと船渡御乗船ツアー(弊社初開催)
2024年7月24日(木)(10名)
旅行業として初めての「船場街歩きと船渡御乗船ツアー」を開催しました。
10名の方々にご参加いただきました。
本当に暑い中お疲れさまでした、そしてありがとうございました。
当日は、12時前に淀屋橋にご集合いただき、江戸後期に描かれた大坂の古絵地図と手作りの船場の街マップをお配りし、まずは昼食へ。
大阪のお寿司と言えば箱寿司。その発祥の吉野寿司さんで箱寿司を召し上がっていただき、その後自由行動でしたが皆さん日本銀行の内部見学に行かれました。
そのあと、大坂の歴史を知っていただくために北御堂さんへご案内。
大坂と切っても切れない北御堂、南御堂の歴史をちょっとお勉強していただきました。
暑い暑い中でしたので、少し休憩をとっていただくためにこれまた古い歴史のある平岡珈琲店さんへ。
予約をやっておられないと言われていたので運を天に任せて扉を開くと、、、
おーー!!入れた!!(参加者皆さんの行いが良かったのですね)
お店の皆さんに歓迎されて、おいしいコーヒーでちょっと一息。
その後、綿業会館、浪花教会、八木ビル跡、適塾、愛珠幼稚園などを外から見学してもらい、神農さんにて健康祈願。(皆さん、健康で長生きしてください!)
旧小西家、三井住友銀行大阪支店、新井ビル、大阪取引所そして難波橋と散策ツアーはこれにて終了。
ここからは一気にお祭りムードの難波橋から天神橋の乗船場へご案内し、御文庫講主催の船にご乗船。
船の中では、これまた大阪の老舗の花外楼さんのお弁当をご用意いただいており、さらに飲み放題となっていて、皆さん大満足の時間をお楽しみいただけたようです。
ただ今年は大潮の関係で30分ほど出向時間が後ずれした関係で、花火を頭上で大きく見られなかったようで、それがとても残念でした。
船渡御にはいろいろな船が100隻ほど出るそうですが、ご乗船いただいたお船は、天満宮さんとは切っても切れない300年の歴史を持つ御文庫を守って来られているグループである御文庫講のお船でした。
そのためこちらは上品で、また船が行違うときに「大阪締め」を交わすのですが、お相手のお船から声をかけてもらうというちょっと上位のお船なんだそうです。
この大阪で一番暑い日に、本当に暑かったですが、ご参加いただきました皆様方には本当に心からお礼を申し上げます。
ご参加いただいた皆様のご意見を取り入れて、来年はどうするかも含めてより価値あるツアーを企画していこうと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いたします。